交通事故による大腿骨骨折で後遺障害等級12級が認定された案件
① 相談前の状況
信号機のない横断歩道を自転車で走行していたところ前方不注視の自動車に轢かれて
大腿骨骨折の怪我を負われました。今後の補償が不安であったために示談金額提示前から弁護士に依頼されました。
② 相談後
怪我をしていなかった足と比較して4分の3以下しか可動しなかったため,後遺障害申請により12級の認定がされました。
その後に保険会社と交渉をして2009万円の損害金を取得しました。
③ 弁護士からのコメント
骨折案件についてですが,整形外科分野の医学書によれば約3月程度で骨の癒合の状態が分かります(当然に個人差はあります。
児童であれば癒合のスビードと予後の良好さは高齢者と比較できない程ですし)。粉砕骨折・骨折の転位(骨と骨のずれ)等の骨の折れ方や骨折の位置(関節に近いか等)によって癒合・治癒の状況が変わってきます。
骨がうまく癒合せずに痛みや可動域制限が生じた場合は程度により後遺障害12級以上が認定される可能性があります。
後遺障害申請のサポートにつき当事務所においては可能です。