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交通事故で高次脳機能障害になった場合の具体的症状

高次脳機能障害は「脳の認知機能」の障害です。認知機能とは、物事を記憶したり完治したりする能力です。 認知機能が衰える病気としては認知症が有名ですが、高次脳機能障害の場合にも認知症と似た症状が出ます。 具体的には以下のような症状が発症します。

 

●記憶障害

まず、記憶力が低下します。新しいことを覚えられないので、たとえば約束の時間に遅れることが増えますし、納期なども守れなくなります。

 

●注意力障害

集中力や周囲への注意力が低下します。1つの作業をずっと続けることができなくなったり落ち着きを失ってしまったりする症状です。

 

●社会適応障害

高次脳機能障害になると、暴力的な性格になり、家族などにも暴言を吐いたり暴れたりすることが増えますし、反対に無気力になり、ぼーっとしている時間が増えることもあります。

このことにより、社会適応が難しくなる方が多いです。一見個性や性格の変化にも見えるのですが、実は高次脳機能障害の症状なので、早めに気づくことが大切です。

 

●遂行機能障害

物事をやり遂げることが難しくなります。たとえば、何かの仕事をするときに計画を立てることや、与えられた仕事を指示通りに成し遂げることが難しくなります。

 

●失語症、失行症、失認症

理解はしていても言葉が出なくなってしまったり、今まで当たり前にできていた日常的な動作をできなくなったり(たとえばボタンを留められなくなったりします)、物事を認識できなくなってしまったりします。

 

高次脳機能障害になった場合、ご本人には病識が欠如していることが多いです。本人に自覚がなくても周囲が気づいて専門医を受診させましょう。

 

 

 


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