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交通事故での通院の際に気をつけるべきこと

交通事故であれば、通常、当初は整形外科への通院を始める例が多いかと思います。
 
しかし、打撲・捻挫・骨折といった整形外科領域の受傷に付随して、精神症状(不安や不眠など)、耳鼻科的な症状(耳鳴りやめまいなど)、眼科的な症状(複視、視力低下など)が生じるケースもあります。
 
このような症状を感じた場合には、なるべく早く医師に伝え、カルテ等に記録してもらうことが大切です。事故から時間が空けば空くほど、因果関係が争われる可能性が高くなるからです。
 
その上で、医師とよく相談し、必要ならば専門医(精神科、耳鼻科、眼科、脳神経外科など)への受診をすることも大切です。
 
もちろん、交通事故直後は最も症状が強い部位に意識が向いてしまうため、交通事故直後に訴えが無かったとしても、その点は致命傷とはならない場合も多いと思われます(当初は、医師も、症状が強い部位に関心を持つだろうから、細かな部分が漏れたとしてもやむを得ないともいえます)。とはいえ、症状に気付いたのであれば、なるべく早く伝えておく方が無難かと思います。
 

 

 


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