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交通事故によるTFCC損傷

交通事故によって手首に痛みが残る場合は、TFCC損傷の後遺症の可能性があります。TFCC損傷とは、交通事故によって手首に負荷がかかり、手首の靭帯や軟骨を損傷してしまうケガのことです。
TFCCには手首をスムーズに運動させるための歯車のような動きや、衝撃を吸収する働きがあります。
しかし交通事故によって手首に強い衝撃を受けると、TFCCを損傷し、痛みや腫れ、手首の違和感、手首を捻る運動が制限されてしまいます。
手首の捻挫と勘違いしやすく、放置されるケースが多いです。
もし手首の痛みが続いていたり、ドアノブを捻ったり、雑巾を絞る動作がしづらいのであれば、TFCC損傷の可能性が高いでしょう。

 

●TFCC損傷による後遺障害

TFCCを手首の捻挫と勘違いしてしまう原因は、整形外科でも見逃されてしまう可能性が非常に高いケガだからです。
TFCCは軟骨と靭帯によって出来ている組織です。どちらもレントゲンには映らないので、TFCCを多く扱っている専門の整形外科でない場合は、ただの捻挫と判断されてしまう可能性が高いのです。

TFCCと判断するためには、MRIを使用する必要があります。
MRIを使用すれば、損傷している軟骨を目視でき、TFCC損傷の際に起こる関節の造影剤の漏れも確認ができます。
ごくまれに手首の骨が変形し、レントゲンでも確認できるケースもありますが、診察方法としては最適ではありません。
また、症状の「一貫性」が重要となります。痛いのを我慢してしまい、事故直後からの診断書で手首の痛み等の存在を記載されないと、適切な等級が認定されない可能性があります。
痛い時にははっきりと痛いと言わないと、後遺障害認定において、症状に一貫性がないとして非該当などになることがあるため十分注意しましょう。

TFCC損傷では後遺障害等級認定される場合,多くのケースで14級か12級が認定されます。

 

 


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