交通事故による半月板損傷
「半月板」とは、膝関節内に存在する軟骨様の組織で、大腿骨と脛骨の内側と外側にあります。半月板は、膝に加わる荷重を吸収分散し、膝を安定させる機能を持ちます。バイク・自転車事故等によって膝をひねった際に、この半月板が損傷することがあり、それを半月板損傷といいます。
半月板損傷では、主に「痛み」について等級が認定されます。後遺障害は、他覚所見があるものが12級、他覚所見がないものが14級として認定されます。
半月板の損傷の有無はレントゲンでは通常は分かりませんので、MRI検査をする必要があります。MRIで半月板損傷が認められたら他覚所見ありとして12級が認定される可能性が高くなります。